ハロシイ地方の町やらダンジョンやら。
思い切り未完成です、追々追加していきます……
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地図
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◎フスマタウン
いわゆる「主人公」となる少年少女が住んでいる町。
◎ミゾレシティ
最初にジムリーダーと戦うことになる町。
◎ヒョウシティ
◎シュンサンシティ
◎アラレシティ
ヒョウ、シュンサン、アラレの3つの町はジムに挑む順番を好きに決められる。
◎カザハナシティ
ハロシイの母なる都。モデルはモスクワ
◎ナダレシティ
◎キュウサンシティ
中世の面影を残すハロシイ屈指の古都。
◎ネハンタウン
◎ムツノハナシティ
北のニジハシティ(ヴェネツィア)と称される芸術と文化に彩られた北辺の幻想都市。
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吟悠雪さんのオリ地方「シエロ地方」の町のお名前をお借りしております!
わかっちゃいたけどタウンが少ないので、また考えないと……
そしてダンジョン系まだほとんど考えてないですごめんなさい
前後が書けていないので、わかりにくいですが。
創作は書けたところから上げて後から整理することにします。
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? 突然の襲撃
「これが、ホテルの方が言っていた列石……」
10番道路を歩きながら、サザンカは周囲を見回し感嘆の息を吐いた。
黙って立ち尽くす無数の石は、輝くような緑の草に覆われた大地と透き通るような青い空の真ん中にあるというのに、どこか物悲しいように見えた。
けれどヒトカゲは楽しそうに、物珍しそうに10番道路の草原をとことこと歩く。
(私の考えすぎかしら)
サザンカは微笑んだ。
ヒトカゲは時折立ち止まっては、風に揺れる草に触れてみたり、空を流れる雲を目で追ったり。その合間に、サザンカの方を振り向いて首を傾げる。
「楽しそうね、リシャール」
付けたばかりのニックネームで呼ぶと、リシャールは嬉しそうに何度も頷いた。
ふと、リシャールが足を止め、サザンカも立ち止まった。
見ると、少し離れた石柱の陰から音もなく、二振りの剣が宙に浮いて現れ、ゆっくりと近づいてくるところだった。
「あれは……」
サザンカは眉をひそめた。剣のように見えるそれは確か、ニダンギルというポケモンだ。
赤い瞳がリシャールを、次いでサザンカを見つめてくる。まるで獲物を狙うように、ぎらりとした光を湛えたように見え、サザンカは背筋がぞっとした。
「おい」
急に背後から声をかけられ、サザンカは息を飲んで飛び上がった。
緊張した面持ちで振り向くと、褐色の肌色の目つきの悪い少年がこちらを睨むように見ている。
「そのヒトカゲ、光る石を持っているな?」
少年が訊いた。
何故、オーパーツのことを知っているのか……サザンカは蒼白になりながらも、それ以上の動揺は表面に出すまいと、なるべく気づかれないように深呼吸した。
リシャールがちょこちょことサザンカの側まで寄ってきて、不安そうに少年とサザンカの顔を交互に見る。
その頭を軽くなでて、サザンカは口を開いた。
「……何のことかしら」
「中に螺旋階段みたいな模様が透けて見える丸い石だ。持ってるだろう、こっちへ渡してもらう」
畳みかけるように少年は言う、その態度からしてオーパーツの存在を確信しているようだ。
「嫌だと言ったら」
「ニダンギル!」
ニダンギルがさっと少年の声に応じて飛んだ。サザンカとリシャールを取り囲むように位置取り、その刃でリシャールを狙い定める。
いくらリシャールがタイプ的にニダンギルに有利とはいえ、この動きからしてニダンギルは相当鍛えられている。リシャールをボールに入れてもいいが、その後サザンカ自身がニダンギルと少年から逃げ切れる自信はなかった。
「待って。わかったわ、石は渡すから……その攻撃態勢はやめて頂戴」
「石を渡してくれればやめてやる。さっさと出せ」
少年は無慈悲に急かす。どこか焦っているようにも見えた。
サザンカはリシャールに持たせていたオーパーツを受け取って、少年に見せた。彼はそれを見るなりひったくるように石を掴む。
それから、サザンカたちが何か仕掛けてくるのを警戒するようにじりじりと後ずさり、ある程度離れてからさっと石柱の影に隠れるように走り去った。
それと同時に、ニダンギルも包囲を解いて少年の後を追うように宙を飛んでいく。
リシャールがぶるぶる震えているので、サザンカはその体を抱きしめて頭を撫でた。
「怖かった? そうよね……ごめんなさい、リシャール」
そして、オーパーツを渡すしかなかった悔しさに、唇を噛む。と、サザンカのモンスターボールからニコラが飛び出した。
「みぎゃあ」
少し怒ったような声で鳴くと、ニコラはまだ持っていた緑色のリボンをひゅっと空に投げる。
それは風に吹かれて飛ばされ……ることはなく、まるで先ほどのニダンギルと少年を追うように、空気の流れに逆らって飛んで行った。
「サイコキネシス?」
サザンカははっとした。ニコラを見ると、「にゃああ」と誇らしげに鳴く。
「……一矢報いれる、かしら」
サザンカは少年が去った方向を見つめた。リボンは既に見えなくなっていた。
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「うわばきまにあ」の氷上みりさん宅のザリスト君お借りしました(あ、本文に名前出てない…)
異種族間の交流・絆に惹かれます。
